彼女にはなんの不満もないはずのに、君のその果実の如く、瑞々しくもほどよく熟れたしなやかな肢体に心奪われ狂ったようにお互い禁断の果実を実が潰れるくらいに戯れたあの時の事をあれ以来思い出しは隆起する僕の実芭蕉のことを、君もまたそれを想い出しては指で果肉を滴らせている想像をしながらまた彼女を抱く。
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