父親の家業を継ぎ、母と寿司屋を切り盛りするお久は、美しく色っぽい容姿と料理の腕で「色包丁」と呼ばれていた。彼女の白い肌に晒を巻いた粋な姿に惹かれて常連となる男性客も多かったが、彼女は同性愛者だった。過去に父に性的虐●を受けた過去があり、男を愛せず、親友のかずえの部屋に入り浸っては快楽に酔う毎日だった。ある日、かずえが自室で交際相手の男と愛し合っているのを目撃してしまう。そして同居している母にも交際相手がいた為に孤独感は増すばかりだった。そんなお久は謎めいた信吉という板前と運命的な出会いを果たし…。
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